2022年10月17日月曜日

両親が介護に[26]父が食べない  2022年6月21日 

実家へ行きました。

すると父の銀行の担当営業さんが来ていました。
父は区画整理の後の住所変更をしていなくて、今回わざわざ営業さんが来て手続きをしてくれました。

その間母は隣の部屋で泣いていて・・・
最近午前中はこんな感じみたいです。
父の事を悲観しているようです。

昨日は父が過呼吸になってしまったそうで、看護師さんを急遽お願いしたそうですが、母は看護師さんに何か変な事(父が無理やり生かされている。酸素を吸うぐらいなのに病院に入院できないのは・・・とか、あるいは父を実験台にしているとか)を言ったらしく、
看護師さんが、
「母を隣で寝かせるのではなく別の部屋で寝かせることはできないか?」
と言われたそうです。
でも現実的には無理なので兄は、
「無理です。」
とはっきり言ったそうです。

確かに、母は父のあの息遣いをずっーと聞いていると苦しそうで辛そうだと思っている・・・でもそれは違っていて、母が(自分が)苦しいんだと思います。もう3ヶ月ぐらい経つのに母の頭の中では最近こうなったというのがあって、父の病気を受け入れられないんだと思います。
今まで父が病気(以前心臓のバイパス手術等で入院したことはあるのですが)で寝たきりになることが全くなかったので、母は父が家で寝たきりになっていることが信じられないみたいです。

でも、部屋はもう2階にしかなく母を2階に・・・というのは危ないので無理です。

母の認知症の症状は破壊的な部分は少し良くなっているけど、日曜日に洗濯機が使えなくなって、頭がこんがらがって一人で散歩に行って5,6時間帰ってこなかったそうです。
前みたいにものを投げる・・・ということはなかったそうです。
だけど、大声だして出ていったそうです。
何処に行ったのか聞くと、川まで歩いて行って(2キロぐらい)橋を渡ってスーパーで一休みして買い物して帰ってきたそうです。

それを楽しそうに話していたので、以前のパトカーで・・・という悪い思いは少し薄れているのかなぁと。

午後は母は少し気分が上がったようで、今までの母のいつもの話しが出てきていたので、私は帰ってきました。

やはり母は少しづつ認知症が進んでいるようです。
洗濯は母が唯一出来る家事だったのに、使えなかったことがあったというのが・・・

父が悪くなっているのと同時に母も進んでいて、今後どうなるのかわかりません。

因みに父は今はほぼ寝たきりになっていて、トイレも自分では行ってません。体は筋肉は無くなり、骨と皮だけになってます。
母は父が、
「いろいろと世話をかけるから、あえて食べていない。」
と言っていました。
その可能性は無いとは言えませんが、父はそこまで考える人ではない気がします。





※ここに書かれている内容はあくまで私の家族とそこに関わっている人たちの話です。
それぞれのケースやいろいろな考えがあると思います。それを否定するものではありません。
このブログを読んで少しでも参考になれば・・・と思って書いています。
介護はとても大変です。早めに市役所などに相談をおすすめします(特に今の高齢者は人に相談しようとはなかなか思わない世代だと私は思っています。)

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