2022年10月8日土曜日

両親が介護に [23]その1 暴れる 2022年6月10日

今日は母の病院の先生の診察です。

私はいつもの通り実家に行きました。
母はかなりご機嫌がよく。これなら今日は楽勝で病院に行けると思ってバスと電車で行くことを母に話したら、母もそれで行くことを了承してくれました。
ところが・・・
いざ行く時間になって保険証と診察券をカバンに入っているのかの確認をしたら、入っていませんでした。
いつもなら入っているのに今日は入っていませんでした。

母は入れていそうな場所を探しているうちに頭に血が上ってしまい、
「もういや!!どうしたのか分からない!!」
と言い始め・・・

自分のバッグを投げて・・・
「いやだいやだなんでこうなるんだろう。もう行かない!!絶対に行かない。」と言いながらそこらにある色々なものを投げました。
私「お母さん投げないで、暴れないで、診察券なくても番号分かってるから大丈夫だから・・・病院に行きましょう。」
というと、
母「もう絶対に行かない。嫌だ家にいる。」
私「今日は先生の診察だから絶対に行かないと駄目です。絶対に行くよ。診察券なくても番号が分かっているから大丈夫。」
母「行かないもう行ってもしょうがない。家で寝ていたほうがいい。」
私「今日は駄目です。絶対に病院に行きます。」
母「しつこいなぁ。」
そう言ってまた暴れ出す。
私「暴れないで。ものを投げない。危ないから。」
そう言って私は母を羽交い締めにしていました。
母「分かった病院に行くから離して。」
というので私は母を離しました。

そして、もうバスと電車では予約の時間に間に合わないので、タクシーで行くことにして、タクシーを呼びました。

すると母は自分で玄関に行って・・・玄関を出た途端に植木に体ごと突っ込んで
「なんでこんなになったんだろう。もう嫌だ。」
と。
私は母の体を起こしながら、
「もうすぐタクシー来るから病院に行きましょう。服が植木で汚れちゃったよ。」
と言いながら葉っぱ等を払ってタクシーを待っていました。
すると母は、
「近所の人が見ている影に隠れてみているから。」
というので、
私は「誰もみていないよ。大丈夫。」

するとほどなくしてタクシーが来たので、乗って病院へ行きました。
その間全く言葉はありませんでした。
病院に着いても話しをせずでした。
ケアマネさんが到着しても全く話さずでした。


その2に続く・・・



※ここに書かれている内容はあくまで私の家族とそこに関わっている人たちの話です。
それぞれのケースやいろいろな考えがあると思います。それを否定するものではありません。
このブログを読んで少しでも参考になれば・・・と思って書いています。
介護はとても大変です。早めに市役所などに相談をおすすめします(特に今の高齢者は人に相談しようとはなかなか思わない世代だと私は思っています。)

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