2022年11月1日火曜日

両親が介護に[35]兄を追い出して部屋を物色  2022年7月1日

朝から電話が・・・

何事かと思ったら兄でした。
母に家を追い出されたとのこと。鍵も置いていけと言われたので鍵も置いてきたということでした。そして、でも父の鍵があるので大丈夫と言って暫くいろいろと時間つぶして帰るということでした。

父の葬儀が終わったばかりなのに、母はなんで大人しくしていないのかなぁ。と思いながら、ケアマネさんに電話しました。
ケアマネさんはすぐに母のところに行ってくれました。
その間に私も実家に急いで行くことにしました。

すると、ケアマネさんから私の携帯にかかってきて、
母は「お香典を持って兄が逃げた。どこに行ったかわからない。どうしょう。」
と言っているとのことでした。

私が実家に行ってみると・・・
母は兄の部屋に入っていろいろと物色したらしく、たくさんの郵便物が机の上に置いてありました。それを全部開けて見たようです。
そこには今回頂いたお香典の袋もありました。
というのも、元々は父の遺骨の側に置いておいたのですが、
母が、
「あんなところに置いていたらドロボーに盗まれる。」
と何度となく言うのと、母の目のつくところには置かないほうがいいという判断をして兄に預けていました。

母「お香典の袋はあったけど、中身がない。もらった人にお返しとお礼の電話をしなくてはならない。」
というので、
私「お金は私が預かっています。頂いた人にはお礼の電話もしたし、お返しはみんな私がやるから大丈夫。」
と話しましたが、納得していない様子でした。
そして、
母「あの子(兄)こんなにお父さんの郵便物と私の郵便物をかくし持っていて勝手に開けてみていた。あの子(兄)は信用ならない。だから追い出した。あの子(兄)は働いてないんだから家には入れない。」
と言っていました。
私はなんだか支離滅裂だなぁと思いました。
母が兄を追い出したのに、
「兄がお香典を持って逃げた・・・」
という話になっていて、なにを母はやっているのか?と思いました。

その日はずっーとその話(お香典の話)と父のお金に関する話ばかりしていました。
そのたびに私は同じ答えをしていました。

兄は昼過ぎに帰ってきました。
すると
兄「もう無理。勘弁して。」
っていうので、
私「それを言ったら私はどうすればいいの?私だって毎日のように来てるんだから。」
といいました。
このとき私は父が亡くなって兄はかなり落ち込んでいるのは分かっていて、兄はたしかに一杯だったのは痛いほど分かっていたのです。
そして、兄は母とは折が合わず、兄の心理状態と母の事を考えました。

その後またケアマネさんが来ました。
外で話をして、兄と母を一緒の週末は厳しいので、どちらかを他に行かせるしかないと。
でも兄はビジネスホテルなんて泊まった事ないし、多分無理。しかも母をこの家に一人にしておくわけにもいかず、私が一緒に泊まらないとならなくなるので、母をショートステイに行かせることにしました。

ケアマネさんがどんどん電話して、あっと言う間に母に迎えが来て連れて行きました。午後になっていたので、母はご機嫌でした。
後は何事もなく過ごしてくれればいいのですが・・・

母がいなくなってから兄に頂いたお香典の中身と袋を全部と、父の書類(いろいろと父の名前で契約していた光熱費や保険)ももらって帰りました。





※ここに書かれている内容はあくまで私の家族とそこに関わっている人たちの話です。
それぞれのケースやいろいろな考えがあると思います。それを否定するものではありません。
このブログを読んで少しでも参考になれば・・・と思って書いています。
介護はとても大変です。早めに市役所などに相談をおすすめします(特に今の高齢者は人に相談しようとはなかなか思わない世代だと私は思っています。)

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