2022年11月6日日曜日

両親が介護に[38]その2 デイケアに行くことに 2022年7月4日

そして、電車に乗って実家のある駅につくと・・・
改札口で兄が待っていました。兄は3時間ぐらい待っていたそうです。
兄は母に家をまた追い出されてから私の携帯に何度かかけたそうですが、繋がらなかったそうです。兄は私の家の電話番号を知らなかったそうです。
なので、兄に家の電話番号を教えました。
そして、兄も精神科に診てもらったほうがいいというケアマネさんの判断で母と同じクリニックをケアマネさんが事前に予約を取ってくれていたので、午前の予約なので兄は行きました。

私が実家に到着すると、少し落ち着いていました。
母に、

私「電話どうしたの?」

と聞くと

母「イライラして投げたら電話壊れちゃった。」

私「あらら、無くても本体があるから大丈夫だね。」

と私はなるべく母を刺激しないように話して・・・


そして、母は兄の部屋から持ってきた郵便物や昔の書類を机にたくさん広げてあり、私はそれを一つ一つ見て母と仕分けをして・・・


その後お昼を食べました。
母はまた午後にはご機嫌になっていました。
そして母と私で夕方クリニックに行きました。

このときの診察もケアマネさんは付き添ってくれました。先生に母はなれてきたのかいろいろと話していて・・・お金の話(父のお香典の話しや、兄が働いていなくて自分のお金を盗まれる)などの話しを何度もしていました。
先生は途中でまた母の話しを切ってデイケアに通ってほしいと話をしました。
ですが、母は家のことをいろいろとやらなくてはならないので、無理だとかたくなに言ってました。(家のことはほとんどできません。兄がやっています。家電が使えなくなっています。洗濯機や掃除機が使えなくなっていたようです。なので家にいてもただぼーっとしているだけなので、いろいろ考えてしまうようです。)

そして、今回のショートステイの話をしていて、あんなところ絶対に行きたくない。泊まりたくないと何度も話していました。
私はショーステイは失敗だったと思いました。

薬が変わりました(薬が増えました)。
先生も母のここ数日の行動がエスカレートしているを分かってくれたようでした。

デイケアは、行くということで書類を書いて契約しました。
その契約書を書いているときに、
母に「泊まりではなくて、今まで行っていたデイサービスと同じような感じなんだよ。」
と何度も話したのですが、今回のショートステイがよほど嫌だったようで・・・
母「なんにもない部屋で時計もなくて、テレビも見られない(テレビの操作の仕方がわからなかったようです)。あんな部屋二度と泊まりたくない。」
と。
母はビジネスホテルには一度も泊まったことがない人なので、狭い部屋に閉じ込められたのがよほど嫌だったのだろうということがわかりました。

月曜日から土曜日までデイケアに行くことになりました。
そして、家に帰り、私は自宅に帰りました。

因みに・・・
デイケアは病院がやっている高齢者向けのものです。(内容は介護施設のデイサービスと似ています。)

これは医療です。介護ではありません。
自立支援医療というものを役所に申請して認定を受ければ、負担額が1割もしくは世帯所得に応じた上限額が設定されます。

母の場合は2,500円で精神科のクリニックの診察料金とその薬、そして、デイケアに通えるのです。(デイケアのお茶・おやつ代は自費ですが、昼食は含まれます。)もちろん送迎してもらえます。

介護のデイサービスより遥かにお安く通えます。
そして、なによりクリニックなので、デイケアに通っているときに診察してもらえるので、私のような車の運転が出来ない場合は連れていく手間がないので、とても楽になります。
あくまで医療なので、介護も認定されれば使えます。





※ここに書かれている内容はあくまで私の家族とそこに関わっている人たちの話です。
それぞれのケースやいろいろな考えがあると思います。それを否定するものではありません。
このブログを読んで少しでも参考になれば・・・と思って書いています。
介護はとても大変です。早めに市役所などに相談をおすすめします(特に今の高齢者は人に相談しようとはなかなか思わない世代だと私は思っています。)

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