2021年10月19日火曜日

2021年3月8日 術後17日目 [1]主治医から診断・・・

この日回診に担当医が3人来ましたが、主治医は他の人見て私のところには来ませんでした。
平日の回診で主治医が来なかったのは初めてで、3人の先生は主治医が後でまた来るようなことを言っていたけど、平日の回診に来なかったという事実が私を落ち込ませました。
なんかただ回復を待つだけの私は卑屈になってました。

『月曜日の血液検査の結果を見て』
という主治医の言葉だけが心の支えでした。

午前中に看護師さんが血液を採取しました。
この結果がいつ出るのか気にはなったけど、今日は退院の話はないと思っていました。
日勤の看護師さんはもう3回ぐらい担当してくれている人で、昼の検温の時に看護師さんから
「先生から退院の話はそろそろない?。」
と聞かれ、
私「ないですね。今週中としか。」
と返事しました。

すると、お昼ご飯食べて、暫くして、いつもの病棟散歩をしてからトイレに行こうと歩いていたら、主治医がちょうど病棟に来ました。私は自分に来たのではないと思っていたので、挨拶だけして行こうとしたら、
主治医「トイレですか?。」
私「いいえ大丈夫ですが・・・。」
主治医「ちょっといいですか?。」
私「はい。」
この時私に用事だったことが分かり、説明室に行きました。
そして、手術の話と今までの経過、そして判明した『癌』の話をしました。
手術の時間、炎症の事、血圧の事・・・と話して、一番の話

『癌』

の話です。

摘出した胆嚢、胆管、肝臓(肝床(胆嚢が接している肝臓の部分))、リンバ節を病理診断に提出したそうです。

手術で摘出した私の胆嚢の画像を見せてもらいました。(カラー画像)
初めて自分の臓器を見ました。
そして、病理診断のコメントが書いてある文章を読んでもらいました。
そこに書いてあったのは・・・

胆嚢体部に1×1cm大の隆起性腫瘍あり。
周囲粘膜に高度に進展し、ほぼ胆嚢粘膜全体を占める。癌の部分はおおよそ5×5cm大。複数ヶ所で漿膜下層にも癌は観察され、漿膜浸潤や肝浸潤はなく、pt2相当。肝管部に進展なし。リンパ節転移なし。(要約しました。)

ということでした。
そして主治医は

『癌のステージはⅡ

と言いました。

それを聞いて、私は何も言えず。

主治医「でも、限りなくⅠに近いⅡと考えていいです。」
と言ってはくれました。
主治医「転移等もないので、すべて悪いものは取ったと思ってください。」
と言いました。


[2]に続く・・・



※ここに書かれている検査や投薬、費用その他諸々はあくまで私の場合です。それぞれの考え方や、治療の進め方などいろいろあると思います。それを否定するものではありません。 
このブログを読んで少しでも参考になれば・・と思っています。 
検診は毎年受けましょう。おかしいなぁと思ったらすぐに病院に行くことをおすすめします。

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