母と兄と3人でお昼ご飯を食べて・・・
私は、
「今日は病院に行く日だからね。」
と言うと母は、何度も何度もカレンダーを見て確認していました。
そして、そろそろ行く時間・・・という時に、兄が、
「保険証をちゃんと持ってますか?」
と母に言うと、母は探しているのですが、見つからないらしく、何度も引き出しを開けたりしていました。
私は、
「何しているの?」
というと兄が、
「保険証が無いって探しているんだよ。」
と。私は、
「保険証は、この間コピー撮ったよね?それがあるからそれでもいいのでは?」
という話をしたのですが・・・兄は、
「それじゃ駄目、お母さんちゃんと探してください。この間夜中に叩き起こされて保険証を渡したよね?ちゃんと分かるところにしまっておいて下さい。って言ったのに忘れちゃったの?」
と言って母に探させていたのですが・・・
私はそれを見て、このままだと母がパニックになって暴れ出したりして以前のように病院に行かない・・・ということを言い出したら大変だと思い、私が母のバックの中を探したらちゃんと入っていて・・・私が、
「ここにちゃんと入っているじゃない。ありましたよお母さん。」
と言って見せました。すると、兄は、
「あぁ、お母さんに探させないと駄目なんだけど。」
と言ったので、私は、時と場合によるだろう。これから病院に行かなくてはならないのに、パニックになって行かないってなったらどうするの?全く融通の聞かない人だなぁ。もうちょっと後のことも考えてほしいなぁと思いました。
兄は保険証がどこにあるのか知っていたようです。
確かに母に大事なものをどこにしまったのかを探させるなら、時間の余裕のある時、あるいはその後に何も予定の無い時ならそれでいいんだけど、今回は、
「今日はまず病院に行かなくてはならない。」
これが一番大事で、次に、
「母に気持ちよく病院に行ってもらわなければならない。」
のも大事。ということが分かっていないと思いました。
そして、大事な保険証も見つかって、いよいよタクシーを呼んだのですが・・・またまた30分ぐらいかかると言われてしまい、待つこと40分やっと到着して、乗り込む時に母は頭をドアの枠にぶつけてしまい・・・
かなり痛がっていました。触るとたんこぶが出来ていて、母は、そこを触って気にしていました。
それを兄が、
「足元ばかり気にしていたから駄目なんだよ。」
と私に言ったので、
「お母さんごめんごめん。」
と母には謝りましたが・・・
兄は鬼の首を取ったように言ったので、イラッときました。
その2に続く・・・
そして、ここに書かれている内容はあくまで私の家族とそこに関わっている人たちの話です。 それぞれのケースやいろいろな考えがあると思います。それを否定するものではありません。 このブログを読んで少しでも参考になれば・・・と思って書いています。
介護はとても大変です。早めに市役所などに相談をおすすめします。(特に高齢者は大丈夫だと思っていて人に相談しようとは思わない世代だと思っています。)
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