2023年12月15日金曜日

両親が介護に[192]母の退院準備 手すり 2023年7月4日

先週会議で母に手すりがあった方がいいという話をして、簡易的に手すりを設置してもらうために私が実家に行きました。
実家はもう古くて床がボコボコでドリフじゃないけど抜けてしまいそうな家です。そこに、手すりをどうやって設置するのか?
私は疑問でした。

この間の会議で、突っ張り棒を利用する・・・という話を聞いて、床がボコボコだけど大丈夫が聞いたのですが、一度見に来る・・・という話で、土曜日に見に行ったそうです。
それで大丈夫という話になったので、今日は設置です。
介護用品のレンタルの会社の方が一人で7箇所設置しました。
母が捕まりそうな場所と角度等は経験でわかっているようで、上手く出来ていてすごいなぁと思いました。
その時にケアマネ(介護)さんも来て確認していました。
設置している時にケアマネさんと少し話をしました。
兄抜きで長く話をするのは初めてでした。
包括のケアマネさんとは何度も話をしましたが、介護のケアマネさんは、母がだいぶ大人しくなってきてからの人なので、あまり兄のいないところでは話をする機会がなかったのです。

色々な話をしましたが・・・

なかでも、兄のことは・・・
兄がどんな生活をしていたのかをケアマネさんに話をしました。
両親がこうなる前の生活は、朝ご飯は朝の10時ぐらいに食パン一枚を食べて昼ご飯は適当に残りご飯やパン等を一人で先に食べる。そして、午後1時ぐらいから自転車でパトロールして午後3時すぎに帰ってきて、自分の部屋で過ごす・・・夜も母や父が買ってきた惣菜を食べるという毎日だった。
家にいるときはテレビを見ていた。
髪も床屋さんに行かないので、長くて後ろで束ねていた。最近は後ろで束ねる男性も多くなってきていたので、意外と悪くはなかったけど、母は気に入らなかったと思う。

そしてケアマネさんに「8050問題」という名前がついているらしいという話をしました。
ケアマネさんは
「でも完全な引きこもりではなかったようなので。」
と言ってくれました。
私は、
「外で働いたことがなかったから、知り合いも無く、人と関わる・・・ということができなかった。毎日一人でパトロールしても、誰かに話をする・・・ということもなく過ごしてきた。でも最近はデイケアに行って知り合いも出来て、少しは人との関わり方が分かってきてるんじゃないのかなぁと思います。」
と言いました。
ケアマネさんは、
「兄がもし働くようになるなら、母のことも考えたいと思うので。」
と言ってくれました。
・・・とこんな話をしているうちに、設置完了したとのことで、見て回りました。

なかなか良く出来ていました。
ただ、母がどう捕まるのかの確認は退院した夕方に来て確認してくれるようです。



設置された手すりの一部です。





実家の廊下の手すりです。
天井と床の突っ張りで設置されています。











玄関の手すりとトイレ前の手すりです。
トイレ前も突っ張りですが、玄関の手すりは、玄関土間(たたき)に、重い鉄板を設置し、上がりかまちまでの段差に設置されています。
これが良くできていて、私もつい掴んでしまいます。あると便利です。





数カ所の手すりの設置で大体月に3,500円(1割負担)だそうです。
手すりは介護1からレンタル利用できるそうです。レンタル費用は収入によって変わるそうです。母は1割負担なので・・・

6日は母の退院ミッション発動です。









※このブログは、リアルタイムに書いたものに、後日思い出しながら修正を加えています。なので、数ヶ月前の話になっています。文章が読みにくいとは思いますが、ありのままを書いているので、ご了承ください。 

 そして、ここに書かれている内容はあくまで私の家族とそこに関わっている人たちの話です。 それぞれのケースやいろいろな考えがあると思います。それを否定するものではありません。 このブログを読んで少しでも参考になれば・・・と思って書いています。 介護はとても大変です。早めに市役所などに相談をおすすめします。(特に高齢者は大丈夫だと思っていて人に相談しようとは思わない世代だと思っています。)

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