2023年6月21日水曜日

両親が介護に[123]その2 まさか!!4時間経っても見つからない!? 2023年1月3日

そして・・・約1時間後、午後20時
救急隊から電話があり・・・
「搬送先を探しているのですが、見つかったらそちらに行けますか?」
との電話でした。兄は調べてはいないけど、ほぼコロナなので一緒には行けないので母の搬送先の病院に来てほしいということでした。
私は、
「私は運転できないのですが、主人がいるので車で行くので大丈夫です。」
と話しました。

そして・・・
更に1時間30分後、夜21時30分
救急隊員から、隣の市ですが差額ベット代がかかる特別室なら・・・と電話がありましたが、高いので一旦保留しました。

その後、私達は車で実家に向かいました。

そして・・・
兄から電話が・・・

午後22時40分
兄に実家に向かっているという話をしたら。母は救急車に乗って実家の前で待機しているのではなくて、消防署で入院先を探しているという話を聞きました。
なので消防署に向かいました(実家と消防署はそんなに離れていません)。

午後22時54分
消防隊員から電話
遠いですが、受け入れ先を見つけたということでした。そこに一旦入院して近くの病院が空き次第転院するということになった。と言われてたので、私達が消防署に向かっている事を話して電話を切りました。

そして、私達夫婦が消防署に着いたときもまだ入院先をさがしている状態で・・・
この時、夜中23時過ぎ母は救急車の中ですでに3時間以上・・・
母に会いました。母は救急車で酸素を投与されてだいぶ顔色は良くなっていました。母は、
「もう家に帰りたい。なんでここにいるのか?」
と何度も私に言いました。
私も隔離ビニールの中にいてキョトンとしている母を見るのは辛かったです。
私は、
「受け入れてくれる病院が見つからないんだって。」
すると、母は、
「明日自分で病院に行くからもう帰りたい。」
というので、私は、
「お母さんの具合が悪いから病院に連れて行ってくれるんだよ。でもまだ見つからない。」

てっきりもうその遠い病院に決まったと思っていたのですが、遠いのでまだ違う所を探しているようでした。そこは最終手段なのかなぁと思いました。

消防署の何人もの隊員の人が電話をかけて探してくれていました。

そして・・・
その中の一人の隊員が、
「28件電話しました・・・。」
と電話の向こうの方と話をしていました。

そして応急的に受け入れてくれる病院が見つかりました。
このときすでに夜中の23時30分を過ぎていました。
救急車に乗ってすでに4時間以上、経過していました。
県庁所在地のある市の病院の救急の先生が見かねて救急の初療室で一晩様子をみて、4日に県に受け入れ病院を探すように、要請するので・・・という話でした。
そして、その病院に着いた時はすでに夜中の0時を過ぎていました。

病院で診察を受けた母の様子は自分は病院にいるのが分かっているのかわからないのか・・・キョトンとしていました。
先生から母の今の状態の話を聞きました。
検査をしたらコロナウィルスはまだかなり出ていて、人に感染させるレベルだったそうです。そして、肺炎になっているそうです。ただ、応急的に受け入れたので、詳しいことは入院先で検査をして・・・ということでした。

まだ入院先は決まってないので、不安は残りましたが、先生が診てくれているなら大丈夫と。
私達は帰りました。このとき夜中の午前2時過ぎでした。
自宅に着いたのは夜中の午前2時45分頃でした。

ちなみにその病院のコロナ病床は満床でその病院も受け入れ不可だった。

ただ、その病院の救急の事務の方や看護師さん、先生もすごく対応が良くて、今までにない(私が手術等した病院より遥かにいい感じでした。因みにその病院、私の手術した病院からかなり近い場所にあります。そして建物も新しいです。移転したばかりなので(2年)・・・。)ぐらいな感じで、この病院ならいいなぁと思っていたのですが・・・駄目でした。

私は、帰っても母のあのキョトンとした顔が頭の中に残ってしまって眠れませんでした。








※このブログは、リアルタイムに書いたものに、後日思い出しながら修正を加えています。なので、数ヶ月前の話になっています。文章が読みにくいとは思いますが、ありのままを書いているので、ご了承ください。 

 そして、ここに書かれている内容はあくまで私の家族とそこに関わっている人たちの話です。 それぞれのケースやいろいろな考えがあると思います。それを否定するものではありません。 このブログを読んで少しでも参考になれば・・・と思って書いています。 介護はとても大変です。早めに市役所などに相談をおすすめします。(特に高齢者は大丈夫だと思っていて人に相談しようとは思わない世代だと思っています。)

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