母との会話で・・・
いつも聞いてくるのが、
母「今は仕事してるの?」
私「してないよ。」
母「じゃあ一日中家にいるの?」
私「いろいろ出かけてるけどいるときは家にいるよ。」
母「暇でしょう。」
私「昨年、手術入院してたからね。」
母「えーなんの病気?」
私「癌です。」
母「えー知らなかった(驚いた顔している)。どこの癌?」
私「内蔵だよ。」
母「親戚に癌の人いないのに・・・。」
私「遺伝とかはまだよくわからないらしい。」
母「・・・・・・・・・」
と会話が終わります。
多分母は「癌」という言葉が突然出てくるのが意外みたいです。
かなり驚いてます。
この会話、行くと一回はあり、そのたびに「癌」ということを話してはいるのですが、実際に入院している姿を見ていないので(コロナで面会は一切無かった。)、実感がないみたいです。
そして、親戚に癌だった人が一人(母の妹が肺癌でした。)しかいないので、母としては、
「癌」は不治の病。
という認識(昔の記憶はある。)だけど、娘が「癌」ということは記憶には残らないみたいです。
なんで仕事の話をするのかは、母は昔は会社に勤(7年ぐらい)めていた。父と結婚してからも経営していたお店を手伝い、パートも長年やっていたので、なにかしら働くのが基本だと思っています。
この会話の時のたびに、私は「癌」という話をしなくてはならず、意外と心に刺さります。
認知症の母に話すのですらちょっとひっかかるのです。
ただ、最近は・・・
なんか実家に行くとこの会話を毎回するので、少し微笑ましいというか楽しいというか・・・
「またその話聞いちゃう?」
「聞いちゃうんだ。」
・・・みたいな。
このブログを読んで少しでも参考になれば・・と思っています。
検診は毎年受けましょう。おかしいなぁと思ったらすぐに病院に行くことをおすすめします。
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