朝から電話が・・・また嫌な予感しかしません。
母からでした。
母「私の(母の)郵便局の印鑑は持ってますか?」
私「持ってますよ。ちゃんと保管してあるので大丈夫です。」
母「あなたが持っているのね。」
私「はい。持ってます。私の印鑑と一緒に保管してあります。安心して下さい。」
母「安心しました。」
私「どうしたの?」
母「お財布のお金が少ないのです。」
というので、私は、
「いくらもってるの?」
と聞くと、母は、
「3万円しかなくてこれじゃあ生活出来ない。」
というので、
私「そんなにもってるなら大丈夫。しばらくは生活できるよ。」
母「そうなの?」
私「そうだよ。それは大金だよ。」
母「分かりました。」
そして、兄に代わりました。
母は3万円というお金の価値がよくわからなかったようです。たぶん頭が混乱していて、いくらあれば生活できるのか・・・という感覚がおかしくなっていたようで・・・
兄は、母が、
「朝からお金の事を話し出して、また印鑑が無いって探していた。お休みの時は考える事はお金の話ばかりになっている。仕方ないんだけど。」
というので、私は、
「まあでも前のように暴れたりしないよね?」
と聞いたら、兄は、
「前のようにはならないけど、混乱していて、少しキー!!となっている時がある。」
と。私は、まぁもう母の習性のような気がして・・・
それでも、兄は上手く対処できているので、いいのかなぁと。
そんな話をして電話を切りました。
その時にふと・・・
「持ってますよ。安心して下さい。」
って、お笑い芸人のフレーズに似ているなぁと。
「履いてます。安心してください。」(笑)
母は最近お金の話はあまりなかったようなので、少し安心して気を抜いてました。前ほどではないにしても、相変わらずお金の心配はしているんだなぁと。
そして、兄のこともまだまだ信用していないとわかりました。
たぶん母の中の記憶がもうリセットされることはないのかもしれません。なので、事あるごとにお金の話と兄のことは出てくるような気がします。
そして、ここに書かれている内容はあくまで私の家族とそこに関わっている人たちの話です。 それぞれのケースやいろいろな考えがあると思います。それを否定するものではありません。 このブログを読んで少しでも参考になれば・・・と思って書いています。
介護はとても大変です。早めに市役所などに相談をおすすめします。(特に高齢者は大丈夫だと思っていて人に相談しようとは思わない世代だと思っています。)
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