2021年8月8日日曜日

癌の疑いと診断されるまで・・・【5】ー2(2021年1月7日)

続きです・・・



先生から、今まで受けた検査の結果のレポートを渡されて説明・・・


上部超音波内視鏡

胆管の軽度拡張、胆泥疑い、胆嚢ポリープあり・・・と書いてあり、上部内視鏡の先生は胆嚢腫瘍と診断していました。


PET-CT

最大11mmの腫瘤。胆嚢癌疑い。遠隔転移を疑うような部位指摘なし。

合流異常の有無はっきりせず。PET-CTの先生は胆嚢癌の疑い、ステージ1a or 1bと診断していました。

そして、PET-CTの画像を見せてくれました。

胆嚢の一部が赤く光ってました。それが腫瘍だということでした。

そして担当医師は


胆嚢癌疑い


と診断。

その時の会話

「あくまで疑いなんですね」

先生

「疑いです」

「手術して病理組織検査をしないと確定しません」

「腫瘍があることは間違いないので・・・」

「あとは合流異常をどうするかなので」

となんとも歯切れの悪い感じでした。

「手術後、癌と判明したら抗がん剤とかはやるんですか?」

と聞いたら、

先生

「この大きさで転移もなさそうなので、抗がん剤はやりません。あくまで癌が取りきれないとか転移とかなければやりません」

と言われました。

そして私

「予防的にはやらないのですか?」

って聞いたら、

先生

「予防的にやる癌もありますが、胆嚢癌はやりません」

とのこと。


そして診察は終わりました。

結局、確定診断は出ませんでした。

そんなもんなのかなぁとちょっとモヤモヤして、そのモヤモヤがずっーーーーーと続くのですが・・・

この段階でもまだ癌ではない可能性を考えていました。しかもまだ自分の体に起こっているということを受け入れられず、他人事のように考えていました。


そして、テレビドラマのようなガン宣告とは全く違っていて、

「あなたは癌です!!余命〇〇年」

ってなことはありませんでした。

まぁ最初のクリニックですでに可能性を指摘されていたので、さらっとしたもんでした。

驚いたのが、先天性の奇形が見つかったことです。

それまでは、腹腔鏡で手術できるのかも。なんて淡い期待を抱いていたのですが、「合流異常と癌」なので、腹腔鏡での手術はなくなりました。


・・・っていうか私が勝手に腹腔鏡でできたらいいなぁと思っていただけで、今思い出してみると、大学病院の先生は最初から「開腹」前提で話していた気がします。



膵管胆管合流異常があると、癌のリスクが上がるそうです。なので、私は当てはまってしまいました。しかも合流異常は女性の方が多く男性の3倍、しかも西洋人よりも東洋人に多いらしいです。



本日の費用 
2021年1月7日 
再診料
診察
合計金額    220円(3割負担)



 ※ここに書かれている検査や投薬、費用その他諸々はあくまで私の場合です。それぞれの考え方や、治療の進め方などいろいろあると思います。それを否定するものではありません。 

このブログを読んで少しでも参考になれば・・と思っています。 
検診は毎年受けましょう。おかしいなぁと思ったらすぐに病院に行くことをおすすめします。

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