2ヶ月ぶりの実家です。
家に行くと、母はすでに起きていて、着替えをしようとしていました。
私は、母に、
「私は誰だかわかりますか?」
と聞くと、母は、満面の笑みで、
「わかります。そうそうお金をおろしてもらおうと思って・・・」
と言うので、私は、
「お金?何に使うの?」
というと、母は、
「靴が買いたいです。今の靴はきつくて足が痛いです。」
というので、私は、
「あの靴は私がお母さんに買ったんだよ。少し大きいぐらいじゃないの?」
というと、兄が、
「少しおしゃれな介護靴が欲しいみたい。ただ、見に行ったら6千円ぐらいしていて、高いからかえないなぁと思っていた。」
というので、私は、
「あの靴お母さんにきついの?布でマジックテープで止めるタイプだから自分で調節できるよね?」
と言うと兄は、
「そう特に小さいとかではないようなんだけどね。」
と。私は母に、
「お母さん外反母趾だから少しきついの?でも自分で調節できるから大丈夫なんだよ。」
と言う話をして・・・すると、母は、
「お金がありません。お金をおろしたいです。」
と言うので、兄が、
「お母さんにお金渡したらどこかになくしたからもう大金はもたせられないんだよ。」
と兄が言っていて・・・すると、母は、
「お財布に2千円しか入っていません。これじゃ生活できません。」
と。すると兄は、
「この間も1万円渡したら無くしたんだよ。お母さんデイで誰かにお金あげたの?と聞いても「あげていません。」と言うばかりで、お母さんデイにしか行ってないから、おかしいなぁと思っていて・・・少し探したけど見つからないようだから、もうお母さんには2千円しか渡さなくした。」
と。なので、私は、
「お母さん2千円あれば何日も過ごせるよ。ご飯も食べられるし。大丈夫。」
と説得しました。
その数分後には忘れたようで・・・
何も言わなくなりました。
そして、母がデイケアの診察で認知症の検査をしたらしく、その結果を兄が私に見せてくれました。
すると・・・
3年前とあまり変わっていませんでした。
ただ、
「見当識障害が増えてきました。」
と添え書きがしてありました。
私は、普通の認知症?(認知症に普通も何もないよね。アルツハイマー型)に移行してきているのかなぁと思いました。
元々母はアルツハイマー型ではなくて、脳の一部分が他よりも早く萎縮していると言われていたので、ここのところは脳の全体の萎縮に移行しているのかもしれないと思いました。
その2につづく・・・
そして、ここに書かれている内容はあくまで私の家族とそこに関わっている人たちの話です。 それぞれのケースやいろいろな考えがあると思います。それを否定するものではありません。 このブログを読んで少しでも参考になれば・・・と思って書いています。
介護はとても大変です。早めに市役所などに相談をおすすめします。(特に高齢者は大丈夫だと思っていて人に相談しようとは思わない世代だと思っています。)
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